防災道具、どうしてる?
みなさま、おはようございます。
文筆家&整理収納アドバイザー Akikoです。
Akikoさんの文章、長いんだよね~との声を好意的に頂いております(たぶん)。
さて、断捨離、整理収納ということで、綺麗に片付けたいあまりに
大切なものが取り出しにくくなっている…なんていうことはありませんか?
わが家では、3年ほど前に整理していましたら、
ドリンクのストックが入っているパントリーの棚の上の奥の奥~に
こんなものが出てきました。
防災セット。らしきもの。
真面目な義母が用意していたモノ。
そして、几帳面なので、「普段使わないし」
と奥の奥~にしまいこんでくださっておりました(^^;)
ありがとうございます。
整理収納アドバイザー1級をとってから、この防災セットは引っ張り出し、
同じく一緒に奥にしまいこまれた「防災用ヘルメット&防災ずきん」と一緒に
キッチンの棚の隙間の取り出しやすい場所に移しておきました。
ここは、キッチンから玄関への通路です。
緊急時にすぐに持ち出せなければ、防災用品の意味はありません。
上の写真の左端にちょこっと防災ヘルメット、防災ずきんが見えますね。
先日、この棚を塗り替えたときに、もう一度チェックしようと
パンドラの箱 防災セット を開けてみました。
はい、中身はこんな感じ。
すばらしいラインナップですね。
缶入りのごはん、乾パン、カイロ、救急セット、缶切り、ライター、水、ろうそく、メモ帳と筆記用具、ロープや軍手、簡易トイレ などなど。
さすが、几帳面なお義母さまです。
でも、リュックがまず、バッチイ。衛生的ではありません。→処分しました。
なんだか水もレトロな感じなんですよね。
昔、新幹線で売っていたお茶みたい・・・(歳がばれちゃう(笑))
このレトロ感、嫌いではないのですが、右側の数字が気になります。
「使用有効期限 61・8月」
「61」? 16の間違いじゃないよね?
ということは、「昭和61年」が使用有効期限???
気になって、他の食品もチェック。「昭和58年」「昭和60年」…。
防災リュック、バッチイわけです。有効期限が30年も前に終わっている…。
もちろん、有無を言わさずすべて処分。
新しいものに入れ替えて、キッチン内に戻します。
古い防災セットがあるなーとは思っていましたが、
中身をチェックすることを怠っていた結果の事件でした。
もうすぐ、東日本大震災から8年目に入ろうとしています。
整理収納のコンサルティングでも、地震などで倒れないような家具の配置や
整理収納の在り方をご提案させていただいています。
多くの犠牲者を出した震災を振り返るとともに、
これ以上、自然災害による被害者が増えませんようにと願っています。
みなさんのおうちでも、これを機にぜひ、防災セットの準備と
「災害に強い整理収納」について考えてみてはいかがでしょうか。
大切な命を守るために。
どうぞ、なるべく早くの行動をお勧めします!
今日もみなさまの大切な人が元気でありますように。
schoenes Tag noch!
text by Akiko Sekiguchi
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