読書記録 11月に読んだ本の紹介
おはようございます!三吉です。
整理収納アドバイザーとして、インテリア関係のことを考えつつ、趣味の読書の時間もわたしは大事にしています。
もともとあまり本は読む方ではなかったのですが、趣味が読書の人に漠然と憧れがあり、今年の初めに「今年はたくさん本を読むぞ!」と目標を掲げていました。
というわけで、これまで個人的に更新しているアメブロでは毎月読んだ本を紹介していたので、こちらのブログでも紹介させていただきますね^ ^
今日は先月読んだ本の紹介です。
インテリアコーディネーターの試験を12月頭に控えていたため、11月の読了本は3冊だけ。
こちらの3冊です。
左から
夜のピクニック 恩田陸
革命のファンファーレ 西野亮廣
三色ボールペン情報活用術 齋藤孝
【夜のピクニック 恩田陸】
実は初めて恩田さんの本は読みました。
蜜蜂と遠雷が直木賞を受賞して、これまで以上に注目されている作家さんですね。
物語の舞台は高校の行事、歩行祭。
高校3年生の貴子と融が主人公です。
毎年1度あるこの歩行祭も貴子たちにとっては卒業前の最後のイベント。
朝、学校から出発して、翌日の朝学校に戻ってくるまで、ただただ歩くという行事。
真夏の暑い昼間に汗をかきながら、夜は疲労がたまってきた足の痛みを感じながら、友達とこれまでの思い出を振り返りながらただただ歩く。
80km歩き通す中でのそれぞれの人物の感情や、情景がとても細やかに描かれています。
読んでいるのは活字ですが、その情景がとても鮮明に浮かんで、実際にわたしも貴子たちと歩いている気分になりました。
ただ歩くだけですが、それだけではなくて、それぞれが抱えている問題、悩みが、この一日のイベントを通して進展していきます。
わたしもこんな学生時代を送ってみたかったと思える作品^ ^
この本は手元に残しておきたいです。
【革命のファンファーレ 西野亮廣】
なにかとよく話題にのぼるキングコング西野さんの著書。
絵本えんとつ町のプペルの制作費用をクラウドファンディングで集め、ネット上で全ページ無料公開したことで知られています。
夫が先に読んでいて、面白かったから読んでみてと勧められて読んでみました。
読んでよかった!
お金の話、西野さんのビジネスに対する考え方や戦略のことが書かれているのですが、それだけでなく、時代の流れを変える本になるのではないかと思える本でした。
わたしよりももっと上の世代は、これまでやってきたことが当たり前、変化に対してどこか消極的な方が結構いると思うのですが、インターネットをはじめ、SNSがこれだけ普及している今、ものの売り方、働き方、お金の形、常識は昔と変わってきています。
文章抜粋ですが、「いつの時代も強いものではなく、環境に適応した者が生き残る」と書いてあって、なんだか頭をゴーンと叩かれたような衝撃を受けました。
自分のこれまでの考えだけにとらわれず、柔軟に対応できることがこれからは求められていく時代。
いい本を紹介してくれた夫に感謝です。
【三色ボールペン情報活用術 齋藤孝】
齋藤先生の著書はこれで2冊目です。
大学教授ですし、男性なので論理的な文章ですが、とてもわかりやすく書かれています。
この本は、情報を活用するために三色ボールペンを使うことを勧めています。
三色は赤、青、緑。
赤…客観的に最重要なこと
青…まあ大事なこと
緑…主観的に大切と感じたこと、引っかかったこと
このように三色使って資料に線を引いたり、書き込んだりしていくことで、その時点で情報が頭の中で整理され、すぐ活用できるようになるというもの。
よく、ノートにまとめたりしますが、多くの人がその行為自体に目的が移ってしまい、情報そのものが単にノートに移し替えられただけで、活用されないままになってしまう…とのこと。
情報というのは収集して溜め込んでいるだけでは意味がなく、活用しなくてはいけません。
情報を三色に分けることで、客観的な考えと、主観を改めて確認し、そのバランスをとりながら活かしていくことができるそうです。
影響されやすいわたしは早速三色ボールペンを買ってきました。笑
来年の手帳は三色方式で書いてみようかな?なんて思っています。
長くなってしまいましたが、3冊どれもジャンルは違えど、とても楽しく読むことができました^ ^
今度、今年読んでよかった本をまた紹介しますね。
ではまた〜
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