12月に読んだ本の紹介
おはようございます!三吉です。
今日は12月に読んだ本の紹介です。
こちらの4冊を12月は読みました。
わたしのマトカ 片桐はいり
舞台 西加奈子
今日もていねいに 松浦弥太郎
考え方のコツ 松浦弥太郎
【わたしのマトカ 片桐はいり】
女優の片桐はいりさんのエッセイです。
表紙がかわいいですよね^_^
このエッセイは「かもめ食堂」の撮影中に訪れたフィンランドでの話がメイン。
好奇心旺盛なはいりさんは、怪しいクラブ「地獄」に行ってみたり、ちょっと危ないマッサージ店に行ったり、ゴムに砂糖をまぶしたような強烈な食べ物「サルミアッキ」に挑戦したりと、なかなか刺激的な楽しみ方をするのがお好きのようです。笑
わたしはビビリだし、苦手なもの、怖いものは遠ざけて、安全が一番なタイプの人間なので、はいりさんのような楽しみ方は新鮮でした。
本文にも書いてありましたが、得体の知れない食べ物に出会うと、まだこの世にはわたしの知らない味がある!とわくわくし、道に迷えば迷うほど、スリルがあって楽しいのだそうです。
こういう考え方ができるって素敵だし、人生楽しいだろうなあと思いました^_^
なかでも、ファームステイしたときのサウナに閉じ込められた話が最高に面白かったです!
もう一冊、はいりさんのエッセイを買ったので、こちらも読むのが楽しみ^_^
【舞台 西加奈子】
西さんの小説は、とにかくスピード感があるイメージ。
この話もそうでした。
29歳の葉太は初めてニューヨークに一人旅に出かけます。
目的は、大好きな作家の小説を、セントラルパークで寝転んで読むため。
「いかにも」というのをやりたかった!
が、いざ到着して本を読み始めたところで、バッグを盗まれてしまいます。
初日にしてバッグを盗まれ、手元にあるのはポケットに入っている12ドルのみ。
すぐに領事館や警察に行けばいいのに、余計なプライドが邪魔して、12ドルで4日過ごすことにします。
こうなってしまったのも、全て調子に乗ったせい。
昔からハメを外して調子に乗ると、その直後に必ずひどい目にあっていたのに、なぜセントラルパークで浮かれてしまったのか…!
今までだって適度にいい奴、適度に面白い奴として無難に自分を演じて目立たないように生きてきたのに。
自意識過剰ゆえに、内面でもがき苦しむ姿は、少し自分に重なる部分もあって、「ああ、わかるなぁ」と思うこともありました。
後半、葉太が壊れていく様がテンポが良くて面白かったです。
【今日もていねいに 松浦弥太郎】
こちらは以前一度読んで、再読。
ちょうど年末でバタバタと忙しくて、なんとなく心が乱れていた時に読んだ本。癒しを求めていたのかな…。
松浦さんは暮しの手帖の編集長として有名な方です。
いかに前向きに日々をより良く過ごすか。
本文を抜粋しますが
「明日で命が終わるとしても、後悔せず穏やかに世を去る方法。それは今日をていねいに生きること」
嫌なことがない日はもちろんないけど、いかにそれをプラスに持っていくか。
気持ちの持ち方を変えることで、自分にも相手にも良いのではないかなと思います。
【考え方のコツ 松浦弥太郎】
続けてもう一冊松浦さんの本。
こちらはどちらかというと、仕事術かな。
もちろん生活にも繋がってきます。
自分で時間や感情をコントロールして、うまく向き合う。
とにかく思考する。
考える時間を意識的にとるのはわたしも昨年からやっていますが、これは本当に大事だと思っています。
自分の頭の中が整理されていないと、どれも中途半端な考えになってしまう。
内容を深く掘り下げて、アイディアなどは一つにとらわれず、いろんな視点から考えて準備をしておくということの大切さがこの本にも書かれています。
そういった積み重ねが、心にも余裕を生み、時間の使い方がうまくなり、コミュニケーション、仕事の回し方などにも関わってくるのだと思います。
たくさん著書があるので、松浦さんの本はほかにも読んでみたい^_^
今年は年間100冊を目標にしているので、いろんな本との出会いを楽しめたらと思います^_^
ではまたー!
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