届きました!「住宅収納スペシャリスト」!
みなさま、おはようございます!
2週間ほどブログ更新をさぼっていたので、今週はサクサク行きます(予定・・・(笑))
以前、モニター様のお宅へ訪問したときのことはブログに書きましたが、
「整理収納」と「建物」の関係って、意外と考えられずに
おうちが建てられている、という事実が、たしかに存在します。
わが家は幸か不幸か30年前の建売です。
「不幸」はわかる気もするけれど、どうして「幸」か?
それは、建売でも、30年ほど前の家は、それなりに収納スペースが充実しているからです。
新しいおうちは、モデルルームの様にスキッとしているように見えても、
じつはその分収納スペースが少なかったりします。
結局、家具を増やさなければならなくなったりして、最初に抱いていたイメージと
かけ離れてしまうのです。
(もちろん、ちゃんと考えられている家もあります)
昔「家は3軒買って成功する」とかいう時代がありましたが、
きっとそれは住まい手にそれだけの経験があれば、次に買う時に「自分の家族に合った家づくり」に役立つ知識が蓄積できるからだと思います。
でも、3軒って…。よほどの方でないとアリエナイ!!!
一方、作り手のほとんどは、男性。家事や育児は妻に任せてきた建築士が
ほとんど家にいる主婦の動線などわかりようもないのです。
そこで!整理収納アドバイザーの資格を持った人間が、さらに建築段階で収納のアドバイスができれば!ということで、この「住宅収納スペシャリスト」という資格ができました。
先日受講してきて、先週の金曜日、認定証が届きました。
私の今の住まいは建売ですが、実家は子供のころに一度建て直しをしています。
注文住宅専門の会社で、すべて輸入建材にこだわり、実家の写真をアップしようものなら、
わかる人にはわかってしまう…という感じの外観です。
実家は二階にお風呂があり、一階に洗濯機があります。
そこで、二階の脱衣所の洗面台下についている扉を開け、ポイっと洗濯物を放り込むと…
あら不思議!1階の洗濯機の上に設置してある棚に落ちているのです。
これが、30年以上前から実家にはありました。
それは、家を建ててくれた建築会社が、母の意見を一つ一つ取り入れ、
住まいに体現してくれたからです。
おかげで、実家も築30年ですが、「古い家にはみえなーい」と
人様から言われたりします。
住宅収納スペシャリストは、これから家を建てる人、リフォームする人だけでなく
今の住まいを、どのように収納の工夫をすれば、
家事育児、生活動線がラクになるかを提案できるスペシャリストです。
一つでも多くのご家庭に、家事ストレス、動線ストレスがなくなりますように。
整理収納アドバイザ―たちも、日々進化を続けています。
text by Akiko Sekiguchi
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