自宅の収納見直しと断捨離【ところてん方式のススメ】
みなさま、おはようございます!
本の校正が大詰めですが、ちょっと片想い状態のモンモン(悶々)Akikoです。
仕事は、相手がいるので、自分のペースで進まないこともあり…
ときには、モンモンしちゃいますよね。
長い間お仕事をご一緒している知人が、数か月前に
官職を退官され、独立しました。
「その後、どうですか?」と伺ったところ、
嬉々として「どうしてもっと辞めなかったんだろう?と思うくらい楽しい!」と
おっしゃっていました。
理由は、やはり縦割り社会の「モンモン(悶々)」から解放されたからのようです。
私も、20代で分不相応にも取締役になり、その4年間は調整や
商習慣の壁などで、かなりモンモンしましたから!
それに引き替え、自宅のお片付けのなんと単純なこと!
自分がやるか、やらないか。
だけですからね。ヤル気さえ起きれば、時間さえあればできるわけです。
実家の書斎の断捨離(という名の、私の私物の大移動)が終わったところで、
今度は自宅に大量に持ち込まれたモノを整理収納するという
宿題が待っています。
成果のほどは、先日のブログでもお伝えしましたが、
一時的にカオスだった書斎は、
現在、なにごともなかったかのように静寂を取り戻しております(笑)
あの大量のモノはいったいどこに行ったのでしょう?
もちろん、精査して、さらに断捨離を進めたことはいうまでもありませんが、
家全体を「ところてん方式」で、断捨離しました。
ま、ゴミの量は大したものになりませんでしたが…。
まず、私の頭の中を覗いてください。
↑ これが、私の頭の中のところてんです(笑)
最終的には、自宅の書斎にある押入れの半分を、すべて書類用にする。
ということが目的。それがすべて収まったので、
最初の写真のようになっている。というわけ。
では、その押入れの半分は、どうなっていたか?
以前、ふすまを断捨離して、カーテンを取り付けています。閉めたところ。
以前の中味は?
====before====
は、オンシーズンの洋服が入っています。
クローゼットのように、洋服を掛けるバーがもともとついていました。
【左側】は、押入れの仕様で、上段と下段に分かれていました。
<左側上段>
和室→洋室からのDIYの際に、ここにあった客用布団一式は、いくつか断捨離して数を減らし、廊下収納へ移動しています。
空いたスペースで、入りきらない私の洋服たちが。
季節の変わり目に必要な中間期の洋服や、たまに着るジャケット類が掛かっていました。
(そのときの写真を撮り忘れてしまいました…)
<左側下段>
夫と私の書類が収納(洋室へのDIYの際に整理収納した結果)
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
====after====
【右側】に、オンシーズン、中間期の洋服をすべて収納する。=断捨離。
【左側】
<下段>はもともと夫と私の書類を入れているのでそのまま。
<上段>実家から持ってきて必要と判断された書類関係を全て収納。
こんな感じ。
下段の黒い書類ケースがついた棚は夫の、ピンクの書類ケースのものは私の書類です。
上段の半透明の引き出しは、会社用の封筒やときどき使うマニアックな文房具、名刺の在庫などです。
その後ろ、使えないスペース!なのですが、
大量に印刷している封筒2種類の在庫なので、当分取れなくても大丈夫。
それらの上に載っているのが「過去資料」です。
余っていた板を渡して棚のようにしています。
取材済みの手書きノート(資料は廃棄していますが、これだけは捨てられません)とか、
企画書。いまでも参考にすることが多々あるので、これも紙焼き一部ずつと、
データのダブル保存をしています。
(パッと見たいときは紙焼きが便利。加工して再利用するときはデータが便利)
右側の黒い箱は、領収書類。一次処理が終わったものを投げ込んでいますが
税務処理のときに使うので、一年は保管。一年まとめたら廃棄します。
その他、取材を受けた雑誌や、ときどき参考にする雑誌などはこちらに。
では、ここにあった衣類はどこへ行ったのでしょう?
断捨離の成果がこちら!(手前の4つが私のもの)
昔好んで着ていたブラウス類。今は全然着ていません。
久しぶりに見たら、黄ばんでしまっていた白いジャケットなどなど。
どうしても捨てられないこちらのワンピース三人娘は
試着レベルしか着ていない、授乳ワンピース。
最近、大好きなお友達が出産し、洋服の好みが似ていると思い、
声を掛けたらありがたくお嫁にもらってくれました♡
後日メールが来て、好きなブランドだったらしくとても喜んでくれました♪
心もクローゼットもすっきり♡
このワンピース三人娘がいたのは、こちらです。
寝室のクローゼット。
【右側】には、ベッドリネンや季節外の掛け布団が入っています。着物もこちらに。
問題は、左です。
【左側】には、私のオフシーズンの衣類、以前義父に介護が必要となったときに買ったポータブルトイレ(結局箱を開けることもなく、ここに鎮座)、絵を飾るための額(結構かさばります)
が入っていました。
私の頭の中の計画では、ポータブルトイレやかさばる額は、ところてん式に
1)物置に移動
2)廊下収納に移動
のいずれかでした。
しかし、1)はすでに飽和状態。もともと庭の物置自体を断捨離してしまっているので
大きなものはもう入る余地がありません。
残るは、2)ですが、これは夫の協力が必要。
なぜかと言えば、廊下収納には、義母の洋服がまだクローゼット一竿(というのかな?)分残っていて、これが断捨離できなければ、置く場所がないからです。
となると、ポータブルトイレを断捨離 or 着ない義母(1年前に施設に入りました)の服を断捨離。の決断と作業を夫にしてもらわないといけません。
こういう問題にヨメが意見や手を出すと、後々大変なことになるので注意しましょう(笑)
結局、1年経っても施設で必要としていない服はもういらないはず。
という夫の判断で、義母に確認を取り、無事断捨離→ポータブルトイレを廊下収納に移動
となりました。
寝室クローゼットは現在こんな感じ。
Fitsの中は、下段はマフラー類、真ん中が厚手のセーター
上段が薄手のセーター、カットソーが収納されています。
収納ケースの横にある黒いモノは、緊急持ち出し袋。
その奥の白いかごの中にあるのは、スキーウエア一式。
まったくの自慢になりませんが、ミニマリストではないので、洋服が減らない…。
昔はスーツが必需品だったのですが、現在は「時々必要」レベル。
堅い企業との打ち合わせや大学講師などのときは必要だけど、
普段の取材はそれほど堅くない方がいいし、子供と一緒のときは思いっきりカジュアルでないと自転車が漕げない!
仕事関係でのパーティーも時々あるので着物やドレッシーなワンピースも着るし、
と幅広いテイストが必要です。
それは靴も同じこと(クローゼット上段にオフシーズンの靴をしまっています)
ですので…
今の私としては、これでよし!とします。
↑ 個人的に、大切にしている感覚です。
きれいな収納本やお家を見て、刺激を受けるのはとても素敵なこと。
でも、人それぞれ生活も価値観も違うし、仕事も必要なモノも違う。
それが、家族の人数分あるわけです。
今の自分にとって、どの状態が良いのか。自分にOKサインを出してあげられるか?
ダイエットと同じで、無理をすると、必ずリバウンドします。
わが家もまだまだ手を付けたいところだらけ。
でもところてん式に少しずつ解決していけば、ちゃんとその道筋には
努力の跡が残ります。
夫が言った言葉が印象的でした。
捨てるのって、買うことの何倍もエネルギー使うね。
こういうことを知るだけで、整理収納を進めてきた価値がありますよね。
分別のことを考えるのはもちろん、罪悪感もある。嫁(モノ)の行先に頭を悩ます…。
それがわかるとやみくもに買わない。
好きなモノを吟味する。モノを大切にする。
こんな好循環のスタートになります。
雨がちで外に出られない日は身近なところから、
「ところてん」、はじめてみませんか?
みなさんにも好循環のスタートが訪れますように!
今日も長い文章にお付き合いいただき、ありがとうございました♪
schoenen Tag noch!
text by Akiko Sekguchi
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